ピラティスで「姿勢の土台」を整える
ピラティスは、筋トレとは異なり、体の中心にある
骨盤と背骨を正しい位置で動かすことに特化したエクササイズです。
私たちの体は、建物の骨組みのように骨で支えられています。
そして、その骨を動かすのが筋肉です。
骨と筋肉のバランスが取れている状態を『良い姿勢』と言います。
良い姿勢をキープする!ためには‥
「姿勢の土台」を整えることが大切です。腰、肩、首といった不調を改善するだけでなく、
カラダ全体をバランス良く使えるようになります。
ピラティスで大切にしている3つのポイント
- 呼吸: 深い呼吸をすることで、体の中心にある「コア」と呼ばれる筋肉が働き、背骨や骨盤を安定させます。
これにより、無駄な力みが取れ、スムーズな動きが可能になります。 - コアの活性化: 骨盤周りの筋肉や腹筋を意識的に使うことで、体の軸が安定し、反り腰や猫背を根本から改善できます。
- 動きのコントロール: 勢いに任せるのではなく、一つ一つの動きをゆっくりと、正確に行います。
これにより、どの筋肉を、どのように使っているのかを自分自身で「認知」できるようになります。
「正しい」とわかる感覚(OKパターン)を身につける
ご自身で「正しい」とわかる感覚(OKパターン)を身につけることが
レッスンを通して目指すことであり、日常の生活でピラティスが活きてくることに
繋がります。
- 反り腰の場合: ピラティスでは、骨盤を安定させるためのエクササイズをします。
これにより、腰を反らさずにお腹の力で体を支える感覚を養います。 - 猫背・ストレートネックの場合: 背骨を丸めたり、伸ばしたりする動きを丁寧に行い、
背中の筋肉や肩甲骨周りの柔軟性を高めます。
これにより、肩や首への負担が減り、正しい位置で頭を支えられるようになります。
ピラティスを通して、ご自身の体の声を聴き、無理なく「良い姿勢」
をキープする感覚を掴んでいきましょう。